核家族化、少子化など人口動態変化に伴って、墓地に対する生活者のニーズは大きく変わってきております。
東京都が行った調査※によれば、墓地・霊園のイメージは「先祖や死者をしのぶところ」(90%)のようですが、お墓参りをすることが「しのぶ」手段ということだとすると、継承者からのアクセスが悪く使用頻度が低いお墓は改葬されることになります。また、お墓を持っているかたの心配事は、「お墓の承継者」(52%)、「維持管理の経費と手間」(46%)、「お墓へのアクセス(自宅からの距離や交通の利便性)」(42%)がそれぞれ5割前後を占めております。
※平成27年度第6回インターネット都政モニター「東京都の霊園」アンケート結果
継承者以外の親戚や縁者・友人、その代理人のお参りであっても、お墓の使用頻度が高いのであれば、たとえ遠方にあったとしても継承し維持し続けることが考えられます。
また、大切な人、大好きな人、お世話になった人を「しのぶ」機会が増えれば、墓地の効用が高まることになります。
墓地管理料の上昇は望めないため、販売する区画がない墓地の経営は困難をきわめています。セレモビは、寺院や霊園事業者の方に「セレモビでお参り」のスタッフとして活動いただくことで報酬を得ていただくことができる仕組みを構築しております。当社セレモニーモバイル事業が、寺院や霊園事業者の生存可能経営の一助となりましたら幸いです。